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フォトグラフ

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少しだけ前に進もうと
そんな気持ちになれたから

ずっと見ないようにしていた
君の写真 引き出しから

ひっぱり出してみて
今度はしっかりと
向き合ってみたんだよ

少し出た歯が可愛らしい
最高の笑顔の君だな
ボーダーの服がのびるほど
嬉しそうに腕を広げて
僕を包み込もうとするようで

やっぱり相当好きだった
それだけは揺るがないけど

思い返すために
認めるためだけに
取り出したんじゃないさ

声をあげるほど楽しくて
それと同じくらいスイート
そんな日々を過去にするため
感情にも支配されずに
うまく思い出にしていくためだ

…まだほんの少し
ためらいがあるけど
君はすでに
ずっと前を
進んでいるから
僕だって
もう僕だって

少し出た歯が可愛らしい
最高の笑顔の一枚
ボーダーの服がのびるほど
嬉しそうに腕を広げて
そんな君にさよならを言うから

声をあげるほど楽しくて
それと同じくらいスイート
そんな日々を過去にしながら
僕は別の道を歩くよ
そして君に“ありがとうさよなら”

別れと出会いの季節になりましたね。

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