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さくら

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君が 逢いたくなったら
いつでも 名前を呼んで
私はいつも あの場所
君の未来 見つめているよ

初めて逢った あの日の君は
背丈隠した 鞄を背負い
小さな歩幅 母と並べて
通り過ぎた 私の側

やわらかな春の風に
吹かれるまま 君の肩へ
夏の風 薫る頃は
焼けた素顔 きらり光る

君と過ごした 年月
重ねた 「おはよう」の数
足取り弾む 眼差し
いつも明日へ 向かっていたね

門出を迎え 旅立つ君の
詰めた袖口 解いた跡に
幼き日々の 面影探し
背中越しに さよならした

秋の音が 響く風に
君を想い 空を仰ぐ
吹き荒ぶ 冬の風は
君を一歩 前へ押した

幾つもの 季節巡り
君は夢を 追って駆けた
願うのは たったひとつ
どんな時も 君のままで

やわらかな 春の風が
今年もまた この地そよぐ
変わらずに 咲いているよ
君へ届けと 息吹込めて

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