ショパンのノクターンの中ではあまり目立たない存在であり、ノクターン全集のCD等以外、単独で取り上げられことの少ない曲だと思われます。
二部形式で作られており、第1部の主題は単純な伴奏の上に、ほとんど装飾的音形がない旋律が静かに奏されます。ただし和声は後半第2部に向けて複雑に変化していきます。
第2部はコラール風に和音がゆったりと奏でられます。後半コーダに向けて、スフォルツァンドとスタッカートでアクセントと変化をつけた部分が印象的です。
ノクターンと言うよりは、前奏曲とか幻想曲的な雰囲気を持っています。
- 作曲: Chopin
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