久しぶりにブラームスのピアノ小品から作品118の第3曲「バラード」です。Balladeはむしろバラッド(物語や寓意のある歌)に近くポピュラー音楽で言うバラードとは趣きを異にします。
冒頭からタタタタタタタンとスタッカートで始まるメロディは力強ささえ感じさせます。ト短調からロ長調に移った部分ではペダルを踏み込んだ左手のアルペジオの響きが特に印象的です。この部分のespress.ではエレーヌ・グリモーの演奏を真似てテンポを遅めにしてみました。
- 作曲: Brahms
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