懲りずにまたショパンのノクターンです。通しで第11番となる作品37-1ですが、ショパンの弟子ザレスカ・クレチヌスキによって「郷愁」と命名されています。
三部形式で書かれていますが、主題はあまり変奏されることなく、素直に繰り返されます。
一見地味にも感じられる曲ですが、聴けば聴くほど味わいが出てくる不思議な魅力を持っています。特に中間部のコラール風の部分には心を洗われる気持ちがします(勿論名演奏の場合)。
冒頭主題で現れるA-B(Hではない!)-C-Bで動く装飾音の部分の音価がしっくりこず、色々いじってみたのですがあきらめました。それでも次に続くAの8分音符を気持ち前に倒しています。
- 作曲: Chopin
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