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七里

肩ぐるま

ああ オヤジの オヤジの肩車 ごっつい身体は 機関車だった おれは汽笛を鳴らしたさ ヒュルヒュル ヒ...

あなたのままで光るひと

青空 すじ雲 緑の木の葉 見あげてたたずむ ひとがいる 昔をしのんでいるのかな 未来をさぐっているの...

赤鬼屋

雪解けのぬかるみに すそからげ 刻み足 赤い暖簾の うどん屋は 屋号を 赤鬼 奇遇なり 主のつらに覚...

神々とすれちがう午後に

蝉しぐれがハタとやむ 夏の午後は 時がかすむ 生きる意味が うすれ始める 街を歩けば 風のように 神...

ふて寝でござる

堀の柳がなよなよと 媚びて誘った雨だろか ポツリポツリと落ちてきて 水面にえくぼをこさえてる あどけ...

マイ・ステーション

ひとそれぞれの駅がある 心の奥に駅がある 立ち枯れヒマワリ 壊れたおもちゃ 遠いあの日の日向の匂い ...

残光ありて暮之介

雨はぽつぽつ どこをふる おれの背中の闇をふる 背中の闇になにがある 訊くな 探るな 立ち入るな さ...

横浜 ラストオーダー

たったいちどの 出会いにふるえて泣いた おれの心に熱い 火を放って どこへ消えた あの娘 さがしあぐ...

邊暮之介 花篇ーあたりくれのすけー

はずかしながら たとえれば 野に咲く目立たぬ 花がいい ひとときひらいて ひっそりしぼむ 花がいい ...

品川やくざ

やくざが風切る界隈の 通りを若僧 引かれ者 がんじがらめの捕り縄が さぞや無念の馬の上 今がこの世の...

水系都市のエレベーター Ⅱ

街は冷たくぬれている 人は寒々 立ちつくす 忘れものでもしたように 水系都市のエレベーターが ぬすみ...

海旅人よ

カモメの群れと 入道雲と あんたが翔んでる 光る空 あたしのサーファー ラララルラ 浜辺であたしは ...

五右衛門・吉三

もしやそなたは 石川の 五右衛門どのか 娑婆と地獄は地続きなれど 七条河原で釜炒りされて なにゆえ信...

THE SAMURAI RUNーゆうれい茶店で雨宿りー

しめった風が ツラなぶる はたして雨が ポツリ ポツリ ずぶ濡れになるまえに あの茶店まで 街道を ...

きえろ

「約束が 約束どおりになるなんて さびしいよ」 きざな野郎のセリフ ずるい男の 逃げ口上さ 約束なし...

悪事を語るわれらに快適な場所

悪事を語るわれらに くつろげる場所があるとすれば… どこだ… 椅子にからみついた たくらみ 手足 ま...

ピカソか、夢二

しらふで素通りできないよ 寄りみち酒場は 酔いどれ小町 昭和の香りを残してる お店の造りも うれしい...

海岸通りのコーヒーショップ

潮の香りがなつかしい 入り江を見わたす コーヒーショップ 昔のまんまの目印は シッポがもげてるマーメ...

千年うたげ

日ごと うたげの灯をともす あかつき 大地に 深く根を張る影が立つ 華やぎはつつましく 奢りなく い...

想い出はサファイアブルー

いつかこの夢 かなえると ひそかに誓った志 いまは言葉の抜け殻が 化石の顔して残るだけ 笑い話にした...

どろぼう館の赤い月

赤い月が出たぞ 冗談はんぶん 赤い月 こんやは本気の 赤い月 関東平野の夜がふけて 家族が家族をのぞ...

しあわせぽっち

仙人草の花が咲くころ ときめきながら なぜかしら さみしいの ひとりぼっちの恋のせい かくしていたい...

夜の林檎

からみっこなしと約束させて からむあたしは気まぐれ女 遠慮しとくわ お誘いは お店とじたらワンルーム...

兇状持ちの唄

あたまを撃つよな雷(いかずち)きいて 兇状持ちがすくむ はたごの二階でひる酒あおる 関所破りのたびの...

自己紹介

楽曲は、オリジナル、カバー、コラボを含め、すべてHP鰐組 http://wanipro.com に発表。
鰐組では写真そのほかも掲載。写真はフリー画像サイトPixabayに登録、オリジナルサイズがダウンロード可。https://pixabay.com/ja/users/sichiri-3033876/

FC2にも楽曲(歌詞付きスライド)のUP。2021年12月現在160曲=オリジナル、カバー/インスト版、ボーカロイド版含む https://video.fc2.com/account/66653855/content
ほかニコニコ動画に。

=過去のこと=
■作詞=番町スタジオ・レコーディング。TBSさあ、歌いましょう入選。市販CD。
■小説=早稲田文学、小説新潮 ほか
■詩=現代詩手帖、詩学、詩と思想 ほか
■歌唱=演歌ジャーナル エンジャル賞ほか金賞等
■詩書出版社自営・編集